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2019/01/08 17:37
デザイナーがこっそり教える、手書き文字がすきな人のための書き方レッスン
普段、街を歩いていると、様々なデザインを目にします。その中でも「わぁ!いいな!」と思うデザインの多くは、手書きの文字やイラストが多い印象です。自分でかわいい手書き文字を書いてみたいけれど、どんな風に書けばいいのか分からない人のために、簡単に挑戦できる、かわいい手書き文字を自分で書くための5つの方法をご紹介します。手書き文字は、線画イラストコレクションと組み合わせてデザインするときにおすすめです。
筆記用具
1 紙用マッキー(ゼブラ)
線幅:太5.6mm・細1.4~1.7mm
おなじみのマッキーですが、紙に書いても裏うつりしないのが特徴。
2 サインペン(ぺんてる)
線幅:0.8mm
サインペンの定番といえばぺんてる。サラサラと書きやすい。
3 ラミー サファリ ネオンイエロー(LAMY)
線幅:約0.9mm
万年筆ならではの滑らかな書き味と線に強弱がつけられるのが特徴。
4 ユニボール シグノ 極細シリーズ(三菱鉛筆)
線幅:0.38mm
なめらかでにじまない書き味が特徴。極細なので、細かい描写に優れている。
原稿用紙は、バラバラにならないほうがすきなので、
マルマン クロッキー帳を使用しています。
サッと1枚だけ書きたいときは、コピー用紙などでもOKです。
1. 文字を区切って書いてみよう
紙用マッキー(ゼブラ)を使用。細いほうを使って、アルファベットの横線部分の前後を区切るように書きます。隙間をあけて書くだけなので、とても簡単です。
2. フリーハンドで書いてみよう
紙用マッキー(ゼブラ)を使用。「細」と「太」の両方を使ってフリーハンドで書きます。上部は筆記体、土地の名前は細長い文字、中央の「to」は筆記体にしてみたり、いろんな文字を意識的に混ぜてみるのもおすすめです。フリーハンドに自信のない方は、フリーフォントをダウンロードできるサイトで、好きなフォントを参考に書いてみると練習になりますよ。
Free Design Resources
Pixel Buddha
Creative Market
3. 印刷したフォントをラフになぞって書いてみよう
サインペン(ぺんてる)を使用。フォントを印刷した用紙を1枚下に敷き、透けたフォントをラフになぞっていきます。上手になぞらなくても、味のある文字が書けますよ。
4. 絵と文字を組み合わせて書いてみよう
ラミー サファリを使用。文字の形になるよう絵を描いていくと、華やかな文字になります。例えば、文字の形に沿ってお花の絵を描いてみましょう。難しそう。。と思った方は、鉛筆でアルファベットの形を下書きしてから、お花の絵を書くのがおすすめです。日頃から植物を観察し、小花、茎、葉をスケッチしておくとスムーズに書けますよ。
5. 写真の文字をなぞって書いてみよう
自分で撮影した写真から、使えそうなものを選び、プリンターで印刷します。LEDトレース台の上に写真、次に紙を重ね、透けている写真をペンでなぞっていきます。トレース台を持ってない場合は、窓ガラスに印刷した写真をマスキングテープなどで貼り、その上に原稿用紙を重ね、マスキングテープで固定し、太陽光に透かして書くこともできます。今回なぞった写真は、旅で撮ってきた写真です。標識や看板などは、比較的簡単なのでおすすめ。
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